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松浦
「松浦の極み」松浦市特産品特集 第7弾

松浦市の数多くの特産品の中で、消費者や流通関係者から評価されている産品12品。

「松浦の極み」と名付けられた松浦の宝を一つずつ紹介していきます。

石工品

 

松浦市鷹島町阿翁地区で産出される上質の玄武岩は「阿翁石(あおういし)」と呼ばれています。

粘着力に富むため繊細な加工に適し、また風化作用に耐えるため摩滅(まめつ)の度合いが少ないことで知られ、

この石で作られる石工品は1991年に長崎県知事指定伝統的工芸品に指定されています。

 

鷹島は、約740年前の元寇(文永の役・弘安の役)で元軍(現モンゴル国)と激戦を展開した古戦場です。

室町時代後期には、この元寇の犠牲者の遺骨が多数出土し、玄武岩を加工して多くの石碑や墓石が建てられました。

永禄年間(1560年代)、阿翁地区に石工業が興り、

慶長14年(1609年)、筥崎八幡宮(福岡県)の本殿に近い一之鳥居が福岡藩主・黒田長政公によって建立されました。

この筥崎鳥居も「阿翁石(あおういし)」が使われ、いまでは国の重要文化財に指定されています。

その後、鷹島は平戸・鍋島・唐津各藩の御用採石場として栄えました。

 

現在でも阿翁を中心とした石工業はますます栄え、15代も続いている業者もあり、今なおその伝統技術が受け継がれています。

 

 

石工品に関しては、

鷹島石工業協同組合 0955-48-2090までお問い合わせください。

阿翁石はいろいろなところで使われています。

松浦市外では平戸市、平戸城二の丸跡に鎮座する亀岡神社(国指定有形文化財)の拝殿は阿翁石で作られた基壇の上に建てられています。

平戸阿蘭陀商館跡(国指定史跡)の常燈鼻の石垣、幸橋・通称:オランダ橋(国指定重要有形文化財)にも使用されています。

 

松浦市内では、松浦市が「アジフライの聖地」であることを定着、発信していくきっかけとして、

道の駅海のふるさと館、松浦市役所、松浦鉄道松浦駅、福島農水産物直売所とれたて福の島、道の駅鷹ら島

の5か所に阿翁石で作った石工モニュメントが設置されています。

 

鷹島島内では、日本初の海水淡水化ダムである鷹島海中ダムの竣工記念碑や、

長崎県で2番目に長い橋である鷹島肥前大橋(1,251m/1番は長崎市の女神大橋1,289m)の親柱が、

また鷹島モンゴル村では、モンゴル国の方向に建てられた交流のシンボル塔が、阿翁石で出来ています。

 

また2009年に松浦市は福岡ソフトバンクホークスと総合交流宣言を締結し、

鷹島肥前大橋開通を記念しモンゴル村駐車場に「必勝モニュメント」が阿翁石で建てられました。

「必勝モニュメント」には、勝利を刻む勝鷹、攻めの攻鷹、守りの守鷹からなる3羽の鷹と

中央の台座には王貞治会長に揮毫していただいた「必勝」の文字が刻まれています。

墓石や石碑の他、阿翁石の削りやすくて細工がしやすい特徴を生かして、灯籠や「島あかり」と呼ばれる新しい工芸品も作られています。

石工品に関しては、

鷹島石工業協同組合 0955-48-2090までお問い合わせください。

松浦の極みとは

松浦市の数多くの特産品の中でも、これぞという逸品を取り揃えたものです。

農産品・水産品・加工品で、オンリーワン、ナンバーワンの産品を12品目厳選しました。

 

 

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(投稿日:2022/2/10)