10月6日松浦駅にて松浦駅ホーム設置の手すりの引き渡し式がありました。
松浦高校の協働学習授業である「まつナビプロジェクト」で高校3年生が立案し、松浦市の企業株式会社稲沢鐵工の全面的な支援で実現することとなりました。
10月6日松浦駅にてホームスロープに設置された手すりの引き渡し式がありました。
松浦高校放送部2年草場さんが司会進行を務め、手すりのお披露目と記念撮影会が行われました。
松浦高校の舟越校長の挨拶があり、友田松浦市長、稲沢鉄工代表取締役稲沢氏、今里松浦駅長の祝辞の後、まつナビプロジェクト4班代表 石橋さん(松浦高校3年生)の謝辞があり、手すりの除幕式が行われました。
松浦高校では、平成29年から松浦市と協働して、地域課題について調査・考察し解決策を発表する教育活動「まつナビ」が始まり、令和2年に文部科学省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の研究指定校に選ばれました。
そこで2年生だけで行っていたまつナビを3年間を通した活動「まつナビプロジェクト」に進化させ、令和4年から普通科が地域科学科に。
松浦高校の進化は止まりません。
「住みやすいまちに=安全安心に取り組む」をテーマに活動を続けてきた3年生(まつナビ4班:6名)が毎日利用する松浦駅で乗客の意見を聞き、ホームのスロープに手すりがあったほうが良いと思いたったそうです。
式に代表として出席していた3名、北川さん、石橋さん、村尾さんは、「申請方法、資金調達など、大変苦労しました。クラウドファンディング、ふるさと納税を利用するなど、いろいろと考えましたが難しく、稲沢鉄工様に相談したところ、費用を全面的に協力していただけることに。稲沢鐵工様には感謝しかありません。プレートのデザインも思い描いたとおりに出来上がりました。高齢の方から直接感謝の気持ちを伝えていただけました。」と、プロジェクトが実現した喜びを語ってくれました。
スロープに沿ってなだらかにカーブするスタイリッシュな白のボディに型抜きした文字から松浦の自然をイメージした青が浮き出るデザイン。松浦高校のキャラクター「まつドリー」のシルエットも青色でかたどられています。デザインもカラーも4班の6人で考えたそうです。
松浦鉄道の今里社長は「通学で利用している学生さんがまつナビのテーマに駅を選んでいただいたことが喜ばしいです。地元の方が安心して利用できる駅でありたい。」とスロープ設置の喜びを語ってくださいました。
スロープを制作した株式会社稲沢鐵工は、国内で大きなシェアを持つ松浦市の住宅用階段メーカーです。鉄骨から室内のものまでスタイリッシュで高品質なデザインの階段を制造販売しています。かわいいアジフライのキーホルダーも製作販売しています。
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(投稿日:2022/10/7)