(更新日:2013年4月18日)
黒光りする巨大な魚体、みっちりと詰まった赤身、まるまる食べられたら…
そんな願いがかなうツアーを3月17日(日)に開催しました。
長崎県は日本一の養殖クロマグロの生産地(出荷尾数平成23年調べ)であり、
松浦市は、さらに県内でも有数の産地なのです。
海のダイヤといわれるクロマグロ。
巨躯に似合わずデリケートな魚で、人の手で触れても身焼けするといわれるほど扱いが難しいそうです。
釣り上げから解体まで、的確に迅速に行わなければ商品価値がなくなってしまう。
マグロ養殖は、生育段階はもちろん出荷まで、大切に手間ひまかけて行われます。
松浦市の鷹島、青島、星鹿の海では、魚のことを知り尽くした漁業従事者たちが
高品質のクロマグロを育て、出荷しています。
餌となるアジやサバが豊富で台風の直撃が比較的少ない。冬の海水温が低く身が締まる。
松浦の海で育ったクロマグロの味には定評があります。
そんなまぐろを、育った海のすぐそばで、揚がってすぐのやつを、端から端まで食べ尽くそう!
というなんともゴージャスな企画。
30㎏を超える大きな魚ですから、さすがに一人で丸体は食べられません。
ここは、まぐろをこよなく愛するマグリストの方にお声をかけまして、産地・鷹島までお越しいただくこととしました。
(写真は平成25年3月開催のリビング福岡によるモニターツアー)
解体は、道の駅鷹ら島で行います。
道の駅鷹ら島(0955-48-3535)では、毎月第2、第4土曜いずれも10時からまぐろ解体ショーと即売会を開催しています。
まぐろの解体は手慣れたもの、あっという間にブロックに切り分けられます。
切り身となったまぐろは鷹島モンゴル村へ運ばれ…
刺身にかぶと焼き、お寿司やカツや汁物、炊き込みご飯、サラダにと変身してくれました。
その身のなんとやわらかくあまいこと。とろっと溶けそうな口当たりは生のマグロならでは。
まさに産地でしか味わえない贅沢です。
まぐろのブロックは鷹ら島で販売もしています。あのおいしさをお家で蘇らせて2度楽しめる!
松浦本まぐろ、ぜひご賞味ください。