(更新日:2012年8月21日)
黙っていても汗が噴き出す酷暑に負けじと、第1回まつうらとってあるき旅を開催いたしました。
今回、短い告知期間にもかかわらず、18人のご参加がありました。
市外からも佐世保、諫早や伊万里、福岡からお申込みをいただきました。ありがとうございます。
今回の講師は、松浦市アンテナショップ「鷹ふぐバル松浦」の広報誌『meets!』の写真を手掛けた杉本圭さん。
杉本さんの写真は、(個人的主観ですが)魔法かなんかかけたのでは?と思うほどなめらかでシルキーな味わいがあります。
松浦のありふれた日常も杉本さんのカメラを通すと違う国の情景のように見えるから不思議です。
とってあるき旅というからには、この灼熱の太陽が照りつけるなかカメラを持ってベストショット求め歩いていただかなければなりません。
目的地まではバスに乗りますが、撮影地では容赦ない暑さのなか貪欲に「ここ!」というスポット探して歩きます。
何十年というキャリアのある方、数日前に初めてカメラを買った方、年齢層も20代から80代まで幅広く、松浦に来たことのない方、市民の方・・・などなど多岐にわたる参加者の皆さん。暑さをものともせず精力的にシャッターを押し続けておられました。
西木場教会では、教会建造物の撮り方の基本や黒をベースにしたちょっとよさげに見せる撮影のコツなどを教えていただき、MR西木場駅では単線の無人駅に皆さんえらいテンション上がりながら激写。
専門いけす城では配膳待ちタイムを使って「おいしそうに見えるごはんの撮り方」を教わりました。
お楽しみのフェリー&青島、ちょうど午後の一番厚い時間帯と重なり、自由行動としたもののほんの1時間程度では小さな島とはいえ入り口程度しか撮ることができなかったと思います。
講評用に用意した住民センターで休憩していただき、こちらのプロジェクターの不調で講評もできぬまま青島を後にすることになりました。
結局、市役所に戻ってからロビーで即席講評をしていただきましたが、終了予定時間を大幅に過ぎ、冷房もない場所で皆さんに残っていただくことになってしまったことを大変申し訳なく思っております。
参加者の皆様、すみませんでした。機材、講評会場などについては次回、きちんと改善しておきます。
講評では、一日を通しての「これぞ!」という自信作を1作品、ご自分で選んでいただいて提出していただきました。
杉本さんがひとつひとつ丁寧に撮影の意図を探り、構図や撮影技術のアドバイスをされます。しかしどの作品もすばらしく、どれも個性があり、見るほどに撮った人の思いが考えが浮かび上がってきます。写真って奥が深いなあ~、と見るだけでもおもしろかったです。
さて、今回のとってあるき旅参加者の方のベストショットです。
さらに参加者の方からはお家に帰られてから冷静な目でじっくり選んだ自薦作品数点を送っていただき、「第1回まつうらとってあるき旅写真コンテスト」の選考を行います。
どんな作品が集まるか楽しみです。
次回は11月。
2日にわたって開催の予定ですが、1日ごとの参加も可能なようにするなど、詳細はこれからまた詰めていく予定です。近々また行程、参加費等についてはあらためてご案内いたします!