(更新日:2012年11月20日)
2日目、朝から快晴です。
昨日、がっつり批評してもらったため、2日間通し参加の皆さんは朝から気合いが入っています。
この日は、バスで一路鷹島へ。
道の駅鷹ら島でお昼を食べ、船唐津港、水辺の森公園、鷹島歴史民俗資料館、対馬小太郎の墓、刀の元の六地蔵、宮地嶽史跡公園をまわりました。
バスの中では、藤田さんがバスガイドとなり、参加者の自己紹介の後、車窓からのながめをもとに松浦のくらし、海、魚のこと、地球を守る影のヒーロー「石灰」のおもしろいお話がよどみなく続きました。
2日目は、コースが盛りだくさんすぎて大事な撮影時間が少なかったかもしれません。
とくに元寇史跡については、なぜ、どのように、いつ、どこで、何があったか。ということを知ったうえでその地に行くことできっとものを見る目が変わるはず、という思いが事務局にあったため、歴史民俗資料館の名物学芸員・山下さんとボランティアガイドの小田さんに元寇の説明をお願いしました。
駆け足でまわった鷹島の写真の講評タイムはモンゴル村で。
3度も機材の不調をやらかしてはなりません、パソコン2台フル稼働で皆さんの写真をご紹介しました。
1日目で藤田さんの洗礼を受けた参加者の皆さんは、満を持して自信作を持ってこられます。藤田さんも、この人が何を考えて撮っているかというのは、1枚やそこらじゃわからないから、と、ひとりひとりのもとへ行き、全データを確認してこれとこれにしなさい、とアドバイスされてました。
毎度ですが、講評では皆さんの視点があの短時間でいろいろなところへ向けられていることに本当に感心します。
そして、ものの見方が一様でないこと、何を感じたのかということが写真を通じて伝わっていることに驚きを覚えときに感動すらします。上手下手とかはこの際、まったく関係ないのです。
松浦の人も松浦市外の方も一生懸命松浦の何かを切り取ろうとしている。それが事務局冥利に尽きますね。
講評の最後では、特別に藤田さんが撮られた写真のサービスタイムがありました。中身は鷹ら島の鮮魚コーナーにならんだお魚ばかり24枚。
ここで食べる魚の豊かさ、値段の安さに驚くあまりシャッターをきったそうです。魚を食べることから食文化、鷹島の海について藤田ワールドがさく裂したエンディングでした。
盛り込みすぎの2日間はこうして終了。途中、アクシデントもありましたがケガや病気もなく皆さんお家へ帰られたことと思います。
参加者の皆さん、撮影を快くOKしていただいた地元の皆さん、協力してくださった職員さん、ガイドさん。
民宿川上のおかあさん。そして藤田洋三さん。
2日間ありがとうございました。