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松浦
シンポジウム「元寇の島鷹島を水中考古学の拠点へ」が開催されます!
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長崎県松浦市鷹島南岸海域において、昭和55年から学術調査がはじまり30年の時を経て、平成23年秋に元の1号沈没船が発見された。これを契機に平成24年に海底遺跡としては日本で初めて「鷹島神崎遺跡」が国史跡に指定された。さらに平成27年夏には2号沈没船も確認され、いまや水中考古学で世界中から注目をあびるホットスポットとなっている。

 国内には水中遺跡として500余りの遺跡が周知の埋蔵文化財包蔵地となっていいるが、継続的に学位術調査が行われているのは、ここ鷹島だけである。

 諸外国では国を挙げて発掘調査に取り組むなど積極的な活用事例があるものの、日本には水中考古学を専門とする研究機関が無いのが現状である。

 シンポジウムでは、国史鷹島神崎遺跡の本質的価値を再確認するとともに、鷹島を水中考古学の研究フィールドとして魅力を訴えていく。

 また、これまでの30年余り鷹島で培った学術的な調査方法等のノウハウや海外の先進事例を交え、鷹島を今後の日本の水中考古学の拠点としていくため、このシンポジウムで検証していく。

受  付   12:30~13:00
開  会   13:00
基調講演  13:10~13:55 「日本における水中遺跡の保護」
基調報告①  14:00~14:45 「鷹島海底遺跡における発掘調査状況」
基調報告②  14:50~15:35 「鷹島海底遺跡における発掘調査・活用事例」
パネルディスカッション 15:50~16:50
閉会  16:55
問い合わせ
0956-72-1111 松浦市教育委員会文化財課
所在地
松浦市文化会館ゆめホール
(長崎県松浦市志佐町浦免1110番地)