2020年、新しい年が始まりました。
新年のお参りはお正月に済まされた方も多いかとは思いますが、
長期休み明けの疲れを癒したい方、自然に囲まれた場所でゆっくりしたい方に、
鷹島のとある神社をご紹介します。
・落ち着いてお参りしたい
・静かな場所で心身を休めたい
・貴重な文化財に興味がある
そんな方にお勧めです!
鷹島住吉神社
長崎県松浦市の鷹島にある「住吉神社」。
有形文化財に指定される社殿、天然記念物に指定されるアコウの木があり、
ひっそりとしながらも、由緒ある神社です。
海が近くの静かな場所にあり、立派な社叢が形成されていて心落ち着く雰囲気。
自然を楽しみながら、のんびりお参りするのにぴったりです。
所在地:長崎県松浦市鷹島町里免114(マップはこちら)
有形文化財に指定される貴重な社殿や工芸品
住吉神社は、古来から海の神様・航海の神様として信仰されてきました。
昭和11年に神殿・拝殿が竣工され、平成21年に屋根及び壁板の修繕がなされています。
住吉神社の御神体は、御鏡3面、唐金御像1体、宝物として写本の大般若経600巻と懸仏53面があり、
大般若経は松浦市指定有形文化財、懸仏は長崎県指定有形文化財となっています。
松浦市立埋蔵文化財センターで保存しています。
文化財については詳しくは下記リンクをご覧ください。
- 鷹島住吉神社社殿(松浦市指定有形文化財)
- 鷹島住吉神社の大般若経(松浦市指定有形文化財)
- 鷹島住吉神社の懸仏53面ほか一括(長崎県指定有形文化財)
県指定天然記念物 アコウの木
社叢内に3本のアコウの木が生育しています。
指定されている木は、社殿のすぐ横にあり、樹高18m、目通り幹まわり4.5mあります。
このアコウは九州西岸における分布の北限であり、とても価値あるものだそうです。
しっかりと根を張った大木からは生命力を感じます。
- 鷹島町住吉神社のアコウ(長崎県指定天然記念物)
様々な樹木が茂る社叢・参道
神社の境内は広く、参道の両側とともにいろいろな樹木が茂り立派な社叢が形成されています。
海が近くなので、高いところまで登らなくても青い海がよく見え、木々の間からのぞく青にはっとします。
静かな神社の外に広がる海はとてものびのびとして見えます。
ぜひ鷹島へお越しください!
海や景色の綺麗な鷹島はドライブやツーリングにもおすすめ。
景色や海の幸、歴史にゆかりのあるスポット楽しみながら島でのんびりと過ごしてみませんか?
大きくて迫力のある鷹島肥前大橋を渡って、ぜひ鷹島までお越しください!!
鷹島までのアクセスはこちら。