松浦市の数多くの特産品の中で、消費者や流通関係者から評価されている産品12品。
「松浦の極み」と名付けられた松浦の宝を一つずつ紹介していきます。
御厨ぶどう
松浦市の星鹿半島は、対馬暖流の影響を受ける温暖な地域で、無霜地帯であることから、ぶどうの栽培にも適しています。
この星鹿半島一帯は、西暦963年頃には「宇野御厨庄(うののみくりやしょう)」と称され、伊勢神宮の荘園(伊勢神宮への供物を貢納する地域)でした。
1069年に宇野御厨庄の長官(御厨検校)として、都から赴任した源太夫判官久公が松浦党の党祖(松浦久公)ということもあり、御厨は松浦の歴史でも重要な地名です。
「御厨ぶどう」は生産者が選果を丁寧に行って、着色、粒揃い、荷姿を厳しく検査することで、高い品質が保たれています。
そのうえ、糖度18度以上のものしか出荷されません。
甘味が強く果汁たっぷりの「御厨ぶどう」は、名前も品質も極上です。
お中元やお盆のお供物にいかがですか?「御厨ぶどう」お問合せ先は👇
ながさき西海農業協同組合 松浦営農経済センターまで(TEL:0956-72-1144)
御厨ぶどうは巨峰、シャインマスカット、安芸クイーンの3種が栽培されています。
◎巨峰
日本で最も多く栽培されている「黒系」の巨峰は大粒で食べ応えがあります。
果肉は淡い緑色で、ギュッとしまった果肉は糖度が高く、酸味は低く、果汁たっぷりで独特の香りが魅力です。
◎シャインマスカット
「黄緑系」のシャインマスカットは種なしぶどうとして人気があります。
皮ごと食べられるため、パキッとした食感が楽しめ、噛むと深く上品な香りが口の中全体に広がります。
◎安芸クイーン
「赤系」の安芸クイーンは巨峰同士を掛け合わせて生まれたぶどうです。
糖度が高く、ジューシーで巨峰の風味を感じさせる爽やかな香りが楽しめ、甘味と酸味のバランスが良いのが特徴です。
「赤系」のぶどうは栽培するのが非常に難しく、温度格差が大きいと色付きに影響があるなど、ムラのない赤色のぶどうを作るのは高い技術力が必要とされます。
松浦市は毎年8月初旬頃になると、地場産品直売所などで御厨ぶどうが販売されます。
お問合せ先は👇
ながさき西海農業協同組合 松浦営農経済センターまで(TEL:0956-72-1144)
松浦の極み
松浦市の数多くの特産品の中でも、これぞという逸品を取り揃えたものです。
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(投稿日:2022/7/22)