松浦市鷹島沖は、元寇(蒙古襲来)終焉の海です。
この海で発見された元軍の最新兵器の炸裂弾「てつはう」が「お菓子」になって現代によみがえりました。
松浦市内の菓子店のそれぞれの思いが「てつはう」の中に詰め込まれています。
現在3つの菓子店で販売しています。
「てつはう」のお菓子だからこその工夫が満載。
それぞれのお菓子の魅力をご覧ください。
松浦銘菓 てつはう最中(岩元製菓舗)
コロっとまん丸の形が可愛い最中です。
中のあんは、栗・いも・小豆が入っています。
やさしい甘さの中にも、海底遺跡をイメージしてちょっと塩気のある味わいです。
つぶつぶ感の残るあんも、てつはうを表現するアイディアの一つ!
てつはうは、中に鉄や陶器の破片が入っていて、それが爆発の際飛び散ることで高い攻撃力を発揮したと考えられているのです。
さらに炸裂弾を表現するために、
パチパチはじけるキャンディーにホワイトチョコをコーティングした、パチパチのもとが付いています!
子どものころ食べた駄菓子を思い出しますね。
半分に割ってパチパチをあんにかけて食べてもいいですし、パチパチだけ食べてもOK。
お口の中で弾ける感覚を楽しみたいなら、ゆっくり噛んで食べるのがコツです!
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『松浦銘菓 てつはう最中』
●1袋(2個入り)… ¥440+消費税
●3袋セット(6個入り)…¥1,320+消費税
- 岩元製菓舗(←店舗の情報はこちら)
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松浦銘菓 てつはうショコラ(福井製菓店)
こちらは、最中の中身はチョコレート。
表面の皮についたパチパチ弾けるトッピングが、海底で発見された「てつはう」の見た目そっくりです!
チョコレートの中には、アーモンドやフレークが入っていてザクザクと軽快な食感です。
てつはうは「中に鉄や陶器の破片が入っていてた」というところもしっかり表現してあるんですね!
再現性へのこだわり感じる「てつはうショコラ」、
最中のサクサクとチョコの相性も抜群です!
表面のパチパチを楽しむなら、ゆっくり噛んで食べてみて下さいね。
歴史好きの方には、梶谷城もなかも一緒におススメです!
元寇で活躍した水軍「松浦党」に関わりのあるお城をイメージ。
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『松浦銘菓 てつはうショコラ』
●1個…¥230(税込)
※ミルクチョコとホワイトチョコの2種類
●プレゼントに5個入りセット…\1,300円(税込)
- 福井製菓店(←店舗の情報はこちら)
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松浦銘菓 てつはうちょこ(お菓子のちあん)
ふわふわ・しっとり・濃厚なチョコケーキ風。
表面がまん丸でチョコレートがかけられています。
中にチョコチップが入っていて、かじると濃厚なチョコレートの甘みが口いっぱいに広がります。
これぞ、甘さが炸裂するお菓子の爆弾です!
チョコ好き・甘いお菓子好きはたまらない美味しさ。
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『松浦銘菓 てつはうちょこ』
●1個¥216円(税込)
- お菓子のちあん(←店舗の情報はこちら)
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てつはうについて
「てつはう(鉄砲)」は、文永の役(1274年)の折、元軍が博多へ上陸する際に、日本の武士たちに浴びせかけられた炸裂弾です。
有名な『蒙古襲来絵詞』の中に描かれています。
大音響とともに爆発すると、四方に火炎を放ち、日本の武士たちはみな肝をつぶしたといわれています。
日本国内で「てつはう」が発見されているのは、松浦市鷹島沖だけです。
約20個が確認されており、中身が残ったものもありました。
医療などでも使われているX線CT調査したところ、
内部には鋳鉄片と陶器片が詰められていて、火薬の爆裂とともに破砕して周辺に飛散し、強い殺傷能力を発揮したと考えられます。
(更新日:2021/1/22)