松浦市の数多くの特産品の中で、消費者や流通関係者から評価されている産品12品。
「松浦の極み」と名付けられた松浦の宝を一つずつ紹介していきます。
アジ
海面漁業の漁獲量が多い都道府県で長崎県が3位(1位は北海道、2位は茨城県:2021年調べ)です。
なかでも、真あじの漁獲量は松浦市が日本一です。
多くの真あじが松浦沖にある五島対馬暖流域(対馬~東シナ海)を回遊しているため、
年間を通じてコンスタントに月1,000トン以上の水揚げがあります。
真あじは「瀬付きあじ(根付きあじ)」と「外洋あじ(回遊あじ)」に大別されます。
「瀬付きあじ」は瀬(松浦周辺の伊万里湾)に住み着き、良質なプランクトンを食べて育ちます。
このため、身の回りに厚い脂身を持ち濃厚な味わいが楽しめます。
「外洋あじ」は外洋(対馬海峡から五島海域)を泳ぎ回って育ちます。
そのため、身体が締まり、「瀬付きあじ」よりもスマートな体形で程よく上品な脂がのり、
キュッと引き締まった身の美味しさが特徴です。
この両方が水揚げされるので、松浦市は年間を通じて新鮮な真あじが食べられるのです。
旬(とき)あじ
「外洋あじ」の中でも、4月~8月にかけて対馬海峡から五島海域で日本遠洋旋網漁業協同組合所属の船団が漁獲する
100g以上の真あじを「旬(とき)あじ」として、1997年に「旬(とき)さば」のブランド化と同時に「旬(とき)あじ」も誕生しました。
この時期に獲れる「旬(とき)あじ」は脂がのって、プリプリと引き締まった身を持ち飛び切り新鮮です。
真あじは、生活習慣病の予防に効果があるといわれるさんま・いわし・さばなどの同じ青魚と比べると、
カロリー(とくに脂質)が少なく、たんぱく質が多い、ダイエットに適した食品です。
真あじに含まれるDHAとEPAは熱に弱いので、加熱調理より生でいただくのがおすすめです。
栄養たっぷりの「旬(とき)あじ」をお刺身でいただくと、タンパク質由来の濃厚な旨味があり甘くて絶品です。
また、あじは干物にすると、ビタミンやミネラルなどの栄養素が凝縮され、
タンパク質や脂肪が生食の時より2倍に増えるといわれています。
ぜひ松浦市にお越しになり、あじを楽しんではいかがでしょうか。
あじのお刺身やアジフライが楽しめる松浦市のお店32店舗です👇
旬あじや、旬さば、ぶりなど、旬のお魚の詰め合わせです👇
- 贈り物にいかがですか?旬づくし
松浦の極みとは
松浦市の数多くの特産品の中でも、これぞという逸品を取り揃えたものです。
農産品・水産品・加工品で、オンリーワン、ナンバーワンの産品を12品目厳選しました。
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(投稿日:2022/2/22)